新年のご挨拶
2022.01.01
新年を迎えるにあたり、皆様にご挨拶を申し上げます。
新型コロナウイルスにより日常が一変し、コロナ禍の生活も2年になろうとしていますが、これまで当院にご理解とご協力をいただきました皆様に心より感謝申し上げます。
当院は2018年より先端的な泌尿器科医療と地域に根差した内科的医療の両立を目指して診療を行ってきましたが、1医療機関として新型コロナウイルス感染にどう対応するのかという問いにも真摯に答えてきたつもりです。コロナ禍にあって感染の不安を抱えながら、前立腺がんをはじめとした泌尿器疾患に憂い苦しんでいる患者さんに、最短の入院期間で最良の治療を提供する事を使命と考え、院内でのPCR検査を含めた術前検査と感染対策を徹底して行ってきました。これまで新型コロナウイルスの院内感染はなく、昨年1年間1例も輸血を要さずに100例のロボット支援手術を行うことができましたが、その結果として多くの患者さんやご家族より感謝と励ましの言葉を頂戴したことが私達の最大の喜びです。入院患者さんやご家族には煩雑な検査にご協力いただきました事、また外出と面会が制限される等、様々なご不便をおかけした事を大変心苦しく思っております。お詫びを申し上げると共に、当院を信頼し、ご協力下さった事に重ねてお礼申し上げます。
また、当院は1昨年より新型コロナウイルスワクチンを近隣医療機関に供給し、住民の皆様にワクチン接種を行う基本型接種施設としてその役割を果たしてきました。太陽の家の職員および利用者の方を対象とした職域接種も担当致しました。今後もワクチン接種を中心に新型コロナウイルス感染および重症化予防に全力で取り組んで参ります。
現在、新型コロナウイルス感染症はオミクロン株の蔓延が始まり、今後新たな局面を迎える様相です。昨年末までに当院職員4名が新型コロナウイルスに感染しましたが、いずれも家庭内等の院外での感染であり、前述した通り院内感染はありません。今後、強い感染力を有する変異株に対しても厳格な感染対策の継続と柔軟な検査体制を維持し、患者さんとご家族の期待に応えていきたいと思います。職員一人一人が果たすべき役割を誠実に実践し、地域の皆様の命とその輝きを支えていく所存です。
どうぞ本年もあたたかいご支援とご助言をお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様の健康とご多幸を祈念し、新春のご挨拶とさせて頂きます。
令和 4年 1月1日
別府湾腎泌尿器病院 病院長 佐藤 文憲
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